箕面市にて、屋根工事を行いました!
皆さんこんにちわ!今日は屋根工事の様子をお伝えしていきます。
まず屋根の施工前点検の様子からお届けいたします。劣化が見て分かるかと思います。こちらの屋根材は、ニチハ株式会社のパミールという屋根材を使用されています。写真を見て頂いてわかるように、先端部分が剥がれて白くなっています。これはパミールを使用した屋根で起きる事が最も多い特徴的な不具合です。
☆パミールとは
1996年から2008年頃にニチハより、製造された屋根材になります。ニチハは国内大手メーカーです。現在は製造中止になっています。当時は、アスベスト(石綿)の使用が禁止されていましたので、建材メーカー各社はノンアスベスト(無石綿)のスレートを開発、販売します。ニチハのパミールも切り替え後の製品の中の一つです。しかし年数が経ってからひび割れや、剥がれなどの不具合が多数報告されました。これは、パミールに限らず同時期の他のノンアスベスト製品でも不具合があったのですが、最も被害が多かったのがパミールでした。
この写真のような劣化症状は、8年から10年を過ぎてくるとはっきりと表れてきます。次に、パミールの中でも一部のお家は屋根のズレが発生することがあります。(すべてのパミールが当てはまるわけではありませんが)最終的には屋根材が落下してしまう危険性もあります。パミールの専用釘の不具合も報告されています。腐食・錆が起きやすく、屋根材のズレや落下の可能性があります。これについては、ニチハからも正式に文書が出されています。
☆屋根工事開始
まずは、屋根の下地処理をしていきます。今回使用する防水シートはこちらです。
GUMSTARのSEタック2を使用していきます。こちらの防水シートは、粘着層付きのアスファルトルーフィングになっていた、通常ならタッカーで止めるところをタッカー芙蓉の為漏水リスクを大幅に回避することができます。
☆防水シートを敷き詰めました
全体に防水シートが敷けました。防水シートを敷かずに屋根材のみを被せる郷社もいてるそうですが、結露の危険がありますので気を付けましょう。
☆新し屋根材を
まずは屋根材を、荷揚げ機で屋根へと上げていきます。
こちらの屋根材は、スーパーガルテクトと言います。アイジー工業のスーパーガルテクトは、屋根材と断熱材を一つにした独自の材料構成により、軽量で抜群に優れた遮熱性・断熱性を発揮する金属屋根材です。表面材に【超高耐久ガルバ】を採用し、穴あき25年保証と沿岸地域への保証範囲も充実しており、耐久性にも優れ沿岸地域でも安心して使用できる屋根材となっています。しかも軽量なので施工も簡単になっています。
☆完成しました!!
BEFORE
AFTER
屋根工事完成致しました。BEFORE・AFTERで比べると一目瞭然ですね!!(*^▽^*)