兵庫県川辺郡にて擁壁塗装の現場調査
皆様こんにちわ。今回は、擁壁塗装のお問い合わせを頂きましたのでその時の現調の様子をお伝えしてきます(^^)
こちらの擁壁になります。ガレージにもなっています。ところどころに欠損や、爆裂している所など見受けられます。
■コンクリートの欠損が起こる原因
コンクリートの欠損とは物理的な欠けや割れの事を指しています。欠損の原因は様々です。
・物理的な衝撃
地震がおきてコンクリートに揺れの力が加わったりあるいは、ものが衝突したりとぶつりてきな衝撃によって欠損が生じることがあります。
・凍害
コンクリートの表面は、乾燥収縮や経年劣化によってひび割れなどが起こる事があります。寒冷地域では、ひび割れなどの隙間から水分が入り込むと凍結しますが、水分が凍結すると膨張して圧力が加わります。凍結と溶解を繰り返すことでひび割れの規模は拡大し、欠損に発展してしまう事があります。
・アルカリシリカ反応
アルカリシリカ反応とは、骨材から溶解したシリカ(Sio2)とセメントに含まれているアルカリ金属がコンクリート内部で起こす化学反応の事を言います。アルカリシリカ反応にとってシリカゲルという物質が生成されますが、シリカゲルは水分を吸収すると膨張する性質があります。そうなると、コンクリート内部でひび割れが起こり更に欠損に発展してしまう事があります。
階段部分は、欠損部分は補修をしモルタルで仕上げていきたいと考えております。
ガレージ内も高圧洗浄をし、塗装して仕上げていこうと考えております。