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外壁塗装の必要性について
■目に見える被害がなくても外壁塗装は必要
雨漏り、外壁の損壊など、家に住むことに直接的な影響が出ないのであれば外壁リフォームをせずに過ごしていても良いのでしょうか。結論から申し上げますと、答えはNOです。目に見ていなくてもしなくてはいけないのが外壁塗装リフォームです。リフォームのサインや兆候が表れなかったとしても大体10年位で外壁塗装を行うようにすべきです。
雨漏りは家の中まで入り込んでしまって、しかもそれが具体的に住居スペースに滴り落ちて来始めて「雨漏り」という事になるかもしれませんが、この表面化した雨漏りは末期の症状と思った方がよいでしょう。
雨漏りのイメージは漏れてくるところにバケツを置いてそこに水が溜まっていくという光景を思い浮かべるかと思いますが、それだけではありません。雨により天井、壁、柱の主要な部分が水に漏れると家全体の耐久性に大きく影響を受けます。本当に怖い事なのです。
■外壁、屋根塗装の目的は「防水」と「家の寿命を延ばすこと」です
外壁、屋根塗装をなぜするのか、というのは様々な考え方があるかと思います。根本的な部分として一番大事なのが「防水」の機能です。もちろん見た目の美しさという意味では「美観」も大事ですし、夏は暑い外気温が室内まで入り込まないように「断熱」も大事です。また汚れにくい、劣化しにくいなどの性質も絶対的に必要です。しかし、美観以外の機能的な意味での根幹部分はすべて防水機能に集約されます。
なぜここまで防水を徹底したいかと言えば、水は木材や鉄筋など、家造りに使われるもの全てを劣化させてしまう恐ろしいものだからです。一部の外国のように1年を通して雨が全く降らない地域なら問題はありませんが、日本の場合は、雨も降りますし、雪も降ります。湿気も世界的にみて高い方です。こういう気象条件の中での住まいの品質保持という観点からも塗装の重要性がおわかりになると思います。大事な住まいの耐久性をUPさせるには定期的なメンテナンスが欠かせません。