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外壁塗装のローラーについて
私達進和リフォームの塗装職人は、外壁塗装を行う際に必ずと言っていいほど、『手塗り』つまりローラーで外壁を塗装します。皆様はそこまで気にされていないかと思いますがこの『ローラー』にも種類がありその種類を使い分けることによって塗装の完成具合が変わってくるのです。ここでは代表的な2つのローラーについてご紹介したいと思います。
まず一つ目が「羊毛ローラー」というローラーです!!別名ウールローラーとも言います!!
読んで字のごとくとてもふわふわしていて柔らかい素材です。繊維はアクリルやポリエステルなどが使用されているとか...!!外壁塗装や屋根の塗装、外壁以外のペンキ工事の塗装にはこのローラーを使用しています。
特徴としては塗膜を一定に、なおかつ均一に塗装することに向いており既存の外壁の模様を活かしたいときにはこのローラーを使い塗装すると、元の素材がそのまま活かされて塗装することが出来るので今の外壁の模様や触り心地などが気に入っているお客様やサイディングの外壁のお客様にはこのローラーを使って塗装させていただいています。
もうひとつのローラーは「砂骨ローラー」というローラーで、別名「マスチックローラー」とも言われています。
このローラーの特徴は、「羊毛ローラー」と違ってスタンプのように模様が施されており、このローラーで塗装すると、今ある外壁の上から全く新しい模様をつけて塗装することになるので既存の外壁と比べると感触や見た目などが少し変わってきます。既存の外壁がでこぼこしていたりするとこのローラーが使えないなどのデメリットなどもあります。
ここまで話をしていると「あまり良くないローラーじゃないか!!」と言われるかもしれないですが大丈夫です!!ちゃんと良い点があります。
この写真を見てわかる通りすごく塗料を吸い込みやすいので作業効率が良く一回塗料につけると多くの塗料が塗装出来ます。さらに外壁の塗膜に厚みをつけたい時などにはうってつけのローラーなので塗膜に厚みがつく分外壁のクラックなどが起こりにくく、クラックをしてしまっても塗膜で止めてくれたりなど優秀な面なども多くあります。外壁がモルタルやALC外壁のお客様にはこのローラーを使って塗装することを私もおススメしながら工事させていただいています。
ただ一つ言わせていただくと、この「砂骨ローラー」の仕上がりは塗装職人さんの技術に左右されやすいローラーなので下手な職人さんがこのローラーで塗装しちゃうと均一に厚みがついていなかったりなどパっと見ただけで仕上がりが悪いなとわかってしまったりなどしてしまうローラーでもあるので、意外と塗装が難しいローラーでもあるのです。
このように、ローラーを使い分けることによって外壁の模様が活かされたり、塗膜に厚みがついたりするなんて外壁塗装も奥が深いなと思いながら作業をさせていただいている営業の日野でした!!