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屋根リフォーム

石崎邸施工前 001  石崎邸 施工後 002

 

①スレート屋根

阪神大震災以降スレート瓦の需要は大きく増えています。
スレート屋根は「カラーベスト」「コロニアル屋根」とも呼ばれたりします。
以前のものは、セメントと石綿を混ぜて形成したスレートでしたが、健康に害があるアスベスト問題が
あってからは使われることがなくなりました。

最近のスレート屋根は石綿の変わりにパルプやビニロンを混合することで耐久性と軽量を維持しています。
そして無石綿スレート屋になっていますので安全性は確保されているので安心して使ってもらうことができます。
スレート屋根の構造は、野地板(コンパネ)の上に防水シート(ルーフィング)を設置してその上に屋根材を
敷き詰めていきます。屋根材はステンレスの釘を使用して固定します。

◆スレート屋根のメリット
 ①瓦の半分くらいの価格で施工できるのでコストパフォーマンスに優れています。
 ②デザイン性、カラーが豊富で裁断がしやすく複雑な形状の屋根にもあわせて施工することができます。
 ③軽量のため建物に負担がかかりません。地震にも強いので安心です。
 ④メンテナンスにおいても定期的に塗装する事で少しの費用で耐久年数を伸ばすことができます。
   塗装時は縁切りをするか、タスペーサーの取付かどちらかが必要です。

◆アスベスト問題
 スレート屋根は元々アスベスト(石綿)を混合しているものが主流でした。
 現在はアスベストの使用が禁止されているため2004年以降はスレート屋根にアスベストは
 含まれていませんが、古くからあるスレート屋根にはアスベストが含まれている可能性が高いです。
 スレート屋根の葺き替えの場合、既存のスレート屋根を撤去しなくてはなりません。その際にアスベストの
 飛散による環境への影響があります。ご自宅のスレート屋根がアスベストを含んでいるかどうかわからない
 場合は、業者に現地調査を依頼する必要があります。既存のスレート屋根を撤去しないで行うカバー工法
 もありますので、専門業者に相談してください。

佐々木邸屋根・樋 2016-06-09 004 佐々木邸屋根 2016-06-08 055



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