大阪市北区にて床タイル変色のご相談を頂きましたので現場調査をしてきました
皆様こんにちわ!いかがお過ごしでしょうか。
今回は、ビルの床材タイルの変色でお悩みのお客様からお問い合わせを頂き、現場調査をしてまいりました。
こちらの現場になります。よく見ると白くなっている所がわかります。お客様のお話では、床タイルに油汚れがあり、それを清掃業者の方に清掃していただいたのですが、その後白く跡が残ってしまったとの事です。
☆こちらの床材は、御影石です☆
こちらのタイルは、御影石を使用されています。御影石は、火山活動によって噴出したマグマが地下の深い所でゆっくりと冷え固まった深成岩です。全体的に風雨や摩耗に強く、肉眼で見ることのできる等粒状の血相があります。
☆床材に石を使用するメリット・デメリット☆
床材に石を使う魅力としては、建材としての耐久性の良さです。種類にもよりますが、石は木などに比べるとはるかに強度が高く摩耗などにも強いのが特徴的です。埃やゴミなどが目立ちにくくお掃除が簡単というのもメリットでしょうか。デメリットとしては、耐久性は良いのですが、その一方で脆い性質も持ち合わせています。金属などの硬く重いものを落としてしまうと、床が割れてしまうリスクが高く一部分でも割れてしまうと、広い範囲の修理・交換が必要となりコストがかかってしまう可能性があります。軽い汚れは、サッと拭くだけで済みますが、そうでない場合は大規模な修理が必要となる事があります。
上記の写真で分かるように、この白い部分を綺麗に取ってほしいとのご依頼です。しかし現状を見た感じですと、白くなった部分を取るのは厳しいです。
弊社からのご提案としては、タイルの張替をご提案させていただきます。お客様は、白い部分が気になるので塗装できますか?との事でしたが、床ということもあり、塗ったところですぐに剥がれてしまう可能性が高いです。それに塗料との密着も悪いです。タイルの張替ですが、既存のタイルと全く同じものがない場合がございますので、既存のタイルに近い似たタイルになります。
タイル張替工事の際に・・・
タイルの張替を行うには、既存のタイルを剥がしていく作業が必要になってきます。その作業を「はつり工事」と言います。そのはつり工事の際に、騒音や煙など、発生しますので周囲を気にしながらの工事になります。そういったことも配慮し、工事を進めさせていただく形になります。