淀川区にて4階建てビルの現場調査へ行ってきました
皆様こんにちわ、いかがお過ごしでしょうか。今回は、4階建てビルの現場調査へ行ってきました。
こちらのビルになります。外壁はALCです。今回は外壁目地部分のコーキングの増し打ちをご提案させていただきました。
こちらのビルには鉄骨の外階段がついておりますのでそちらを見ていきたいと思います。
階段の手すりの下部分になりますが、錆が見受けられます。
階段の裏側も錆が発生しているのがわかります。
鉄製の階段錆の場合は、放置していると錆が広がってしまい錆で腐食して落下してしまったりと大変危険です。弊社からはケレンをして下地処理をしてから錆止めを塗布して塗装仕上げをご提案させていただきました。
次は、屋上防水の調査を行いました。
既存の防水はシート防水になります。見てわかるように色あせや汚れが目立ちます。
◆シート防水の劣化症状◆
・皺の発生→シートを張り付けている接着剤の劣化により発生し、シートの口開きに発展する可能性があります。
・シートの破断→飛来物による損傷が発展するケースがあるほか、鳥がつついて破断することもあります。破断部より雨水が侵入する可能性があります。
・浮きや剥がれ→長時間放置すると、防水層の劣化が早くなり雨漏りに発展する可能性があります。
雨がやんでも2.3日以上経っても水たまりがある場合や、排水口にごみが溜まって水が流れない場合にも、防水層の劣化が加速してしまい雨漏りに発展する可能性があります。
屋上の手摺部分にも錆が見受けられました。こちらも下処理をして補修していきます。
こちらは立ち上がり部分を拡大した写真ですが、膨れがあるのがわかりますでしょうか。水分が入ってしまい太陽の熱などによって水蒸気になり、体積が増えることによって膨れを発生させてしまいます。
今回のご要望は外壁をメインにとのことですので、屋上の防水にかんしましては劣化している部分のみの補修をご提案させていただきました。