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皆さんこんにちわ。

今回は、淀川区にて雨漏りのお問い合わせをいただきましたので現場調査へお伺いいたしました。

まずこちら。漆喰部分から雑草が生えています。

ちょっとアップにした写真です。立派な雑草が生えてしまっています。

瓦屋根には瓦をつなぐ漆喰を詰めています。その漆喰の下は本来土があります。しかし経年劣化などにより、この漆喰が割れたり剥がれたりして、下にある土がむき出しになる場合があります。この土の部分に飛来してきた種子や鳥などが運んできた種子が混ざっていたりすると、雨水が染み込むことによって、芽が出て雑草が成長してしまいます。このように生えてしまった雑草を放置してしまうと屋根の内部にまで雑草の根が張ってしまい、雨水がその根を伝って室内へ入り込んでしまうことがあります。今回もその可能性が高いかもしれません。

ちょうど雨漏りしている部分の上の屋根部分になります。漆喰が劣化している状態です。弊社からのご提案としては、漆喰塗り替え（鬼瓦漆喰塗りも含む）の補修を行いたいと考えております。

漆喰の劣化は、屋根の防水性や耐久性を低下させることだけではなく見た目も悪くなります。それに放置してしまうと漆喰の中に雨水が侵入し、葺き土や棟瓦にも影響を及ぼす可能性もあります。漆喰の劣化の程度によっては、詰めなおしや棟瓦の取り直しなど補修工事が必要になってしまう場合があります。定期的な点検などをしておけば、未然に防げることもありますので、無料点検などを利用して５年に一度の点検をしてみてはいかがでしょうか。