東成区にてブロック塀の撤去・フェンス設置の現場調査
皆様こんにちわ!
今回は、ブロック塀の撤去とフェンス設置のお問い合わせがございましたので
現場調査へ伺いました。
現在のブロック塀の様子になります。
こちらのブロックを撤去して新たにフェンスを設置されるというご要望です。
近年日本の各地で大きな地震や台風などの災害の際に倒壊したブロック塀による痛ましいニュースを目にすることがあります。実際に2016年の熊本地震や2018年6月の大阪北部地震では、ブロック塀が倒壊し市民が犠牲になるという事故も記憶に新しいのではないでしょうか。
危険度の高いブロック塀とはどんなものかというと、地震など災害で簡単に倒壊してしまう可能性があるブロック塀と言えるのではないでしょうか。もしも大きな地震が来た時に簡単に倒壊してしまうようでは、安全なブロック塀とは言い難いです。
法律で定められているブロック塀の基準とは
ブロック塀は建築基準法令大62条の8により、ブロック塀の高さや厚さ、施工の方法等最小限守らなければならないこととして、以下があります。
・高さは2.2m以下とすること
・壁の厚さは15cm(高さは2m以下の塀は10cm)
・径9mm以上の鉄筋を縦横に80cm以下の間隔で配置する事
等が規定されています。
アパートを建設中の現場なのですが、その周りを囲うように立って高さもあります。撤去後は2段ほどブロックを積んでその上にフェンスを設置することをご検討されています。