尼崎市にて3階建て外壁塗装の現場調査へ
皆様こんにちわ!
今回は尼崎市からお問い合わせをいただき、外壁塗装の現場調査へ伺いました。
こちらの3階建てのお宅になります。
事前にお客様から、シーリングが劣化しているとのことでお伺いしておりました。
確認してみると、確かにシーリングが欠落している所があります。
シーリング材が完全に剥がれてしまい、内側にある下地材(青い部分)が見えてしまっています。
この状態ではシーリングの役割は全くはたしていません。早急な補修が必要になります。
こういったシーリングの劣化を放置してしまうと以下のリスクがあります。
1.雨漏りリスク…劣化したシーリングは雨水の侵入を許してしまって内部の壁や天井にダメージを与えてしまう可能性があります。雨漏りは、建物の構造に大変深刻な損傷をもたらしてしまうことがあるので早急に対応しましょう。
2.断熱効果の低下…シーリングが劣化すると、断熱効果を低下させてしまい、エネルギー効率を悪化させてしまう可能性が高くなります。
3.外観の損傷…外壁の見た目が損なわれてしまいます。美観を保つためにも劣化したシーリングの補修は必要です。
今回の状況を考えまして、シーリングの打ち替えをご提案させていただきました。
しかし、シーリングの打ち替えを行うには足場を設置しなければなりません。
足場をたてるなら一緒に塗装もしたほうが良いのですが、目地打ちのみだけでも施工は可能です。
その場合化粧打ちになってしまうので、少し金額は高くなってしまいます。
◆化粧打ちとは??◆
通常のシーリングのやり替えとは少し異なり、クリヤー塗装の際に行うシーリングの打ち替えの方法になります。通常のシーリング打ち替えや増し打ちとの大きな違いは、クリヤー塗装の際に使う塗料の大半が油性塗料なので、シーリングをした上にクリヤー塗装を施すと、シーリングがねちゃっとしてしまい強度が下がってしまいます。そのためクリヤー塗装の際は、必ずクリヤー塗装後にシーリングをやり替えることが重要になってきます。