交野市にて屋根の新設工事~続き③~
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今回は、屋根の新設工事を行っております。立平葺きになります。
〇立平葺きの特徴〇
✓軽量で耐震性が高い:立平葺きに使用されるガルバリウム鋼板は金属製の屋根材の中でも特に軽量で地震時の揺れに強い屋根材になります。
✓排水性が高い:ガルバイルム板金をすいとくにして葺くため雨水がスムーズに排水されます。
✓カバー工法が可能:既存の屋根の上から新しい屋根を張り替える「カバー工法」に適しています。
✓メンテナンス性が高い:垂木を使用しないため雨水による腐食を起こしにくく、メンテナンスの費用や頻度が少なくすみます。
貫板に棟板金の取付の様子になります。継ぎ目部分はシーリング処理をして
安定性と止水性を確保します。
こちらは、ケラバの水切りと折り曲げた屋根の鉄板を挟み込んでいる様子です。
ケラバの水切りとは、屋根の外壁から出っ張っている側の雨樋を切り取る役割を果たす部分になります。通常ケラバは、切妻屋根や片流れ屋根の外壁から飛び出ている箇所を指します。具体的には雨樋がついていない側をケラバと呼び、この部分にはケラバ水切りや破風板が設置されています。雨水の吸い込みを防ぐ役割をし、屋根葺き替え工事などで重要な要素になります。
耐久性に優れているガルバリウム鋼板ですので、長期にわたって使用ができ錆びにくいため屋根や外壁の寿命を延ばすことができます。外観も美しいの為建物の向上が期待できます。価格的にはほかの材料よりも比べて高価なため初期投資は必要ですが、耐久性等を考慮するとコストパフォーマンスは文句ないかと思われます。
機能性を保つためには、定期的なメンテナンスと点検が必要になります。その中でも錆や腐食が見つかった場合は早急に対応をしてください。