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高性能断熱塗材によって、H-2ロケットを守った
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術を、
私たちの暮らしの中で活用可能にしたのがダイナ。
機能性環境改善塗材であるガイナは、
従来の常識を覆し、
断熱性の高い特殊セラミックを塗料化することに成功。
住まいに塗るだけで、断熱を可能にしたほか、
遮熱・結露防止・防音・防汚・空気質改善など、
15に及ぶ機能を発揮する。
左図のオレンジの線で囲まれた部分が
先端部(フェアリング)。
JAXAは、H-2ロケットの開発に際して、
打ち上げ時の熱から機体および人工衛星を守るために、
ロケットの先端部(フェアリング)に
塗布する断熱技術を開発。
これまでも「遮熱塗料」というものは、各メーカーからでていますが、
ガイナは「遮熱」と「断熱」の両方できちゃうところが優れものなんです。
赤外線、ふく射熱を反射して熱を防ぐこと。
→夏場の暑さ対策としては効果があるのですが、
冬場の寒さ対策にはならないのです。
物質内で熱が移動する熱伝導を防ぐこと。
→夏は暑さを室内に伝えない。
冬は冷気を室内に伝えない。
ガイナには、遮熱・断熱性能に優れたセラミックが
10~20ミクロン中空セラミックビーズとして配合されています。
そのセラミックビーズは、外壁に塗る前はバラバラに浮遊しています。
しかしいったん外壁に塗ると、
乾燥しながらそれらのセラミックビーズが表面に集まり、
層を作って外壁をコーティングするようになるのです。
(※下図ご参照)
ガイナに配合されているセラミックは、セラミックの中でも熱を伝えにくい物質ですが、
層を作ることで、熱の移動を遮って断熱をしてくれるわけです。
さらにセラミックは熱エネルギーを遠赤外線に変化させる性質があります。
これにより夏は太陽熱をはね遮ることができます。
(遮熱効果、ですね!)
ガイナを建物の屋根、外壁に塗るだけで、
太陽光線から受ける影響の約95%を反射し、
夏涼しい究極の外断熱が完成します。
特に夏場高温になる屋根や西日の当たる壁面に塗ると
その効果を実感して頂けます。
反対に冬場は、ガイナを室内に塗った場合には、
冬の暖房による熱がガイナを
塗った壁や天井から遠赤外線として再放射されるため、
より暖かいお部屋となります。
またガイナは断熱効果もあります。
厚さ5cmの発泡スチロールよりも高い断熱性能を発揮します。
また内装仕上げ材にガイナを使用すると、
遠赤外線効果でさらに暖房効果がアップします。
ですので、弊社では、ヒートショック対策のために、
よく洗面脱衣所の内装に使用します。
断熱効果は、もちろん夏場も効果を発揮します。
開発メーカーが行った実験データによると、
ある工場で塗布前に冷暖房にかかった費用が1,726,315が塗布後は910,390円に激減。
なんとマイナス815,925円の削減効果があったとのことです。
断熱効果で2階天井の温度が15度低下して4台あった冷暖房機が1台になったため
大幅な費用削減効果があったのです。