高槻市でALC3階建て外壁塗装とシーリング打ち工事が完了しました。
前回塗装してから11年経過しています。
最近内部のクロスにシミが出てきたので、
原因の調査と対策を教えてほしいとの連絡を頂き調査にお伺いしました。
工事内容 | 外壁塗装・シーリング打ち・塀塗装 |
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リフォーム期間 | 15日間 |
価格 | 148万円 |
市町村名 | 高槻市 |
建物はALC鉄骨の3階建てです。
調査の結果目地のシール剥離、サイデイング板にもクラックの発生が見られましたので
外壁塗装とシーリング打ちを提案し施工しました。
ALCパネルは工場生産された外壁材であり
現場で1枚づつ取り付けていきます。
ALCパネルは断熱性、防音性、耐火性に優れた
外壁材でありますが本体自体の防水機能はなく表面は
塗装仕上げ、継ぎ目はシーリング材で防水性能を
保持しなくてはなりません。
ALCパネルのシーリング打ちは建物の
立地環境にもよりますが5年から10年で施工の必要が有ります。
目地部分のシーリング材のヒビ割れや剥離を
放置すると確実に雨漏りに繋がるので定期的な点検と
メンテナンスは欠かすことが出来ません。
ALCパネルの建物の継ぎ目やサッシ廻りは
シーリング材で防水機能を維持する仕組みになっています。
シーリング材は6年~10年で弾力が無くなり
ヒビ割れや剥離してきます、シーリング材にも寿命があり
永久的にもつものでもありませんので10年前後に
打ち替えの必要が有ります。
ALCパネルの内部は気泡が沢山あり外部から
一旦水分が侵入すると気泡を伝って雨漏りに繋がります。
そういう意味でも目地やサッシ廻りのクラックは発見したら
早急にメンテナンスすることを心掛けて頂きたいと思います。
ALCパネルは塗装とシーリング材で防水機能を保持しています。
そのうちのどちらかでも不具合が生じると
雨漏りに繋がるので建物の周りを注意しておくことが大事です。
ALCパネルは工場生産されて現場施工になりますが
材料自体は中性化されています、乾燥していて含水率も
低く問題は有りませんが吸水性が非常に高い材質のため
塗料の付着性が悪いという特徴が有ります。
したがって下塗り材の選定を間違えると
塗装の耐久性が悪くなり防水性能が長持ちしないことになる為
下塗り材の選定は慎重に行う必要があります。
当然新設の場合、塗り替えの場合、塗り替えの現状下地など
その都度下塗り材の種類も違ってくるので選定ミスが
起こらないように塗料メーカーともよく相談することも
念頭に置いて判断することが大事です。
塗装工事の基本は隅々まで丁寧に塗る事です、
隅部分は刷毛塗り平面はローラーで塗り残しが無いように
心を込めて塗っていきます。