豊能町 A様 外壁塗装・防水工事:施工事例|外壁塗装を大阪府吹田市周辺でお考えの方は進和リフォームへお任せください!

施工事例

豊能町 A様 外壁塗装・防水工事

2回建て戸建てにお住いのA様。
一回の和室からの湿気が多いとの事でお悩みになられていました。
現場調査には数回に及び訪問させていただき、湿気の原因を突き止めたうえで
工事の施工内容などをご説明させていただきました。
お客様にも納得していただけたので、弊社にご依頼いただけました。

工事内容 外壁シリコン塗装(保証6年)・屋上シート防水工事(保証10年)
リフォーム期間 約2週間
価格 200万円
市町村名 豊能町


色などは施工前はグレー色であまり目立たない色合いだったのですが、
今回はグレー以外で優しい色合いが良いとの事で、温かみのある黄色が
入った白色をおススメさせていただきました。(日本ペイント標準色ND-174)

そしてお客様の悩みの種であった外壁のクラックなど雨漏りの原因となりそうな
箇所も全て完璧に処置させていただきましたので、すごく喜んでいただけました。

ここまでお客様に喜んでいただけるとこちらとしてもうれしい限りでした。

現場調査

まず現場調査では、湿気の多い和室部分の上に当たる
二階の陸屋根部分を確認させていただきました。
写真でもあるように断熱材であるコンクリートパネルを
陸屋根1面に敷き詰められているのですが、この断熱材の
施工方法に問題がありました。

原因として考えられたのが、通常の屋上の施工方法は
断熱材パネルの上にシート防水の処置をするのが通常です。
ですがここではその防水の処置がされておらずにむき出しの
状態で断熱材が敷き詰められていました。

断熱材自体はスポンジのように水をどんどん吸い込むので、
これが原因で下の和室に湿気が伝わっていたのだと思われます。

ということで既存の断熱材の上から新しく塩ビのシート防水を
かぶせる工法をご提案させていただきました。
既存のコンクリートパネルからかぶせることにより既存の防水層を
撤去することなく施工できますので、工期も費用も抑えることができます。

前回に塗装してから約15年ほど経過しているということから、
ついでに外壁塗装工事もしてほしいとのことで点検させていただきました。

ここでも外壁の塗膜が浮いていたりなどして雨漏りの形跡があり、
そのまま放置されている状態でしたので、こういった部分も全て
直してほしいとの事で外壁塗装も一緒に施工することになりました。

外壁塗装

足場を仮設後に改めて外壁の下地を点検させていただきました。
塗膜の浮きなどが多くありましたね。まずは浮いてる部分を
全て捲る作業から始まります。

この浮いてる部分を放置したままの状態で塗装してしまうと、
せっかく15年の耐久性のある塗料で塗装しても1年2年で
またすぐに塗膜が浮いてきてしまい、雨漏りの原因になってしまう
ケースがが少なくないので、そういったことを防ぐためにまずは
きっちり外壁の下地の補修をしていきます。

ある意味外壁塗装工事の中でも一番大切な工程でもあります。

浮いてる部分を全て捲った後は、湿気を含んでいるコンクリートの
下地を一度乾燥させるために工事を一日明けます。

理由としては、湿気を含んだ状態で補修をしても密着性が
不十分なためまたすぐに浮いてきたりなどしてしまうので
一日かけて下地の乾燥を行います。

下地の補修を行う時は天気と相談しながらの作業になります。

工事を一日明けた後は下地の補修を行います。
下地がコンクリートなので新しくモルタルという
コンクリートを水と砂で混ぜ合わせたもので補修していきます。

塗膜を捲ってみるとコンクリートの下地自体は
劣化が見られなかったのでデコボコしているところのみを
補修する作業になりました。

塗装を行う前にまずは塗料の付着を防ぐために養生を行います。
養生を行うことにより、塗装後の掃除の手間が省けるので、
時間短縮にもつながりますし、何よりこの養生を行うことによって
塗装のやりやすさが違ってきますので、養生という作業がいかに
うまくできるかで職人さんの腕も問われます。

塗装工程

いよいよ塗装の工程に入ります。外壁塗装の基本工程は
三回塗装が基本で、一番最初の工程は下塗りです。
上塗りの塗料との密着性を上げるために塗装するのが下塗り。
下塗りをしっかりと塗布する事が外壁塗装工事の仕上がりに
大きく影響してきます。

下塗りを塗布後は、上塗りを二回行います。
一回目の上塗りで塗料をなじませ、二回目の上塗りで
仕上げていくという感じで施工していきます。

外壁塗装を手塗で行う場合はだいたいローラーと刷毛で
塗装していきますが、まずローラーで塗装しにくい
隅などは先に刷毛で塗装していきます。

刷毛で塗装後は一気にローラーで塗装していくので、
ここからはかなり早いスピードで進んでいき、
あっという間に塗装が完了してしまいます。

付帯部分の塗装

外壁の塗装が終われば、次は付帯部分の塗装です。
付帯部分とは外壁以外の部分です。
シャッターや雨戸などの塗装を行っていきます。

鉄部の塗装はまず錆を落とすことから行います。

外壁塗装と同じで下地を整えないことには、塗装しても
またすぐに剥がれてしまいますので、大事な作業です。
錆を研磨ですべて落としていくので時間はかかりますが
やはり大事な作業なので時間をかけても丁寧に研磨していきます。

錆を落とした後は、錆止めを塗装します。
錆止めも外壁塗装の下塗りと同じで、上塗りとの密着性を
上げるために塗装します。錆止めは上塗りの色によっては
使い分けていきますが、だいたいは白色の錆止めか黒色の
錆止めを使用していきます。今回はシャッターをグレーで
仕上げるので錆止めは白色を塗布していきます。

付帯部分(雨戸)

雨戸の上塗りは茶色でしあげるため、錆止めは黒色です。
薄い色で仕上げるときは白色の錆止め。
濃い色で仕上げるときは黒色の錆止めを使っていきます。

錆止めを塗布後は上塗りで仕上げていきます。
鉄部の塗料である油性塗料で上塗りを塗布していきます。

防水工事

外壁塗装工事と同時進行で防水工事も施工させていただきました。
冒頭でも軽くご説明させていただきましたが、
今回は既存の断熱材の上からそのままシート防水を施工していく
かぶせ工法で施工させていただきました。

メリットは上から防水工事を行うので防水層が2層になるのと
既存の防水層を撤去しないで施工費が安く工期が短くなる
という事がメリットになります。デメリットは今の陸屋根の
高さがほんの少し上がるので慣れないうちは
つまずいたりなどして危ないので注意が必要ですね。

壁の基礎の立ち上がり部分もひび割れていたりなどで、
雨漏りの原因になりかねないので防水工事をさせて頂きました。
立ち上がり部分はシートを張ることができないため
ウレタン防水材を塗布させていただきました。

シート防水の工事が完了しました。
施工前はむき出しの状態で放置されていた断熱材の
パネルシート防水も下に隠れましたので、雨に晒されることも
なくなり湿気の原因となることもなくなりました。

現場調査の際にこの断熱材を撤去するのはあまりにも
もったいないので、そのまま残す形で施工する「かぶせ工法」
を提案させていただきました。

防水層の下に隠すことにより本来の持ち味である断熱効果が
発揮されることになるのでお客様にも喜んでいただけました。

外壁塗装工事完成

外壁塗装工事の方も無事に完成しました。



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